2012年02月19日

測定ネット・レポートNo002 福島県飯舘村 土壌サンプル測定

■福島県飯舘村 土壌サンプル測定

 飯舘村の方のご協力を得て、2012年1月下旬に2カ所の土壌サンプルをいただき、測定いたしました。
 1カ所は、農業用ハウスの中の土、1カ所は家の雨樋の下あたりの土です。
 検体はハウスの中の土 186.5g、雨樋下の土 129.6gでした。
 測定は、NaI(Tl)ガンマ線シンチレーションスペクトロメータである、EMF211(縦型)を使用し、1時間測定を2回行う形で実施。
 検体の量が測定器で設定している330mlの容積に対し、約半分ぐらいと少ないため、機器表示の検出限界・定量下限を設定できませんが、セシウム134、137については、高い濃度が検出されています。

測定結果(測定時間3600秒) 数字はBq/kg
            I-131     Cs137      Cs134 
ハウスの土 1回目   47.73±4.8  656.11±22.0  481.77±21.4
ハウスの土 2回目   0.0      655.62±22.0  530.21±22.4
雨樋下の土 1回目   0.0      1351.93±33.2  929.32±31.2
雨樋下の土 1回目   0.0      1375.34±33.5  967.99±31.9

 測定結果のグラフを見ると、ヨウ素131については、誤差とみてよいと思われます。
 放射性セシウムについては、ハウスの土が、合計でおよそ1100ベクレル/キログラム。雨樋下の土が2300ベクレル/キログラムとみられ、ハウスの土に比べ倍の放射性セシウムが見られます。
 セシウム134の半減期は2年であり、東京電力福島第一原子力発電所の事故発生からおよそ10カ月経っており、その分だけセシウム134の濃度は減っていると考えられます。
posted by 事務局 at 22:08| 測定レポート